全国書店共助会 新型コロナ対策で休業した会員書店への支援実施

2020年5月18日

 トーハンの取引書店で構成される全国書店共助会(会長:玉山哲氏、理事長:近藤敏貴氏)は5月18日、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、休業等の措置をとった会員書店に対する支援策を発表した。全加盟店の第56期(2020年9月~21年8月)年会費を免除するほか、特別給付を行う。特別給付については6月末の給付を予定している。


 今回の特別給付は、20年4~5月に7営業日以上休業した加盟店舗に対し、加入口数10口につき30万円を給付する。加盟法人の非加盟店舗に対する特別給付は、4~5月に7営業日以上休業した書店1店舗につき5万円の給付を行う。


 全国書店共助会は、書店の相互扶助を目的とした組織で、トーハンの取引書店1989店舗(1469法人)が加盟。会員が拠出する会費を原資とし、会員書店の災害罹災時の給付などを行なっている。


〈会員書店への支援策〉
①年会費の免除
 対象:全加盟店(2020年3月31日時点)
 免除:第56期(2020年9月~2021年8月)の年会費

 

②加盟法人の休業した加盟店舗に対する特別給付
 対象:2020年4月~5月に7営業日以上休業した加盟店
 給付:加入口数10口につき30万円

 

③加盟法人の休業した非加盟店舗に対する特別給付
 対象:2020年4月~5月に7営業日以上休業した店舗
 給付:1店舗につき5万円