「刀剣乱舞」特集で『BRUTUS』重版、発売5日で販売率95%超に

2020年1月23日

ポップカルチャー誌『BRUTUS』

 マガジンハウスは、1月11日発売のポップカルチャー誌『BRUTUS』(908号)の重版を決定した。同誌では、サービス開始から5周年を迎えるオンラインゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を特集。コラボポスターの駅広告が掲出されるなど、発売前からTwitterをはじめとするSNSで話題となっていた。

 

 重版分の店頭着日は、2月3日を予定している(一部地域・ネット書店は2月4日)。

 

 「刀剣乱舞」は2015年のリリース以来、女性を中心にヒットし、日本刀ブームを巻き起こした。今年はサービス開始5周年を記念した公式展示イベントなども開催され、コンテンツの人気が高まっていることから、同社はリアル書店、ネット書店ともに同誌の投入部数を増やした。

 

 発行部数は通常平均の約2・5倍。特にネット書店では、通常号の約10倍にあたる部数を納品して、受注対応に備えたが、予約開始と同時に品切れ状況となった。


 書店での動きも非常に早く、POS(売上データ)によると、発売5日で95%超という異例の販売率を達成。また、書店以外のコンビニエンスストアやアニメ専門店でも品切れ店が続出したため、重版することを決めた。