NPO法人本の学校「春講座2019in山梨」開催へ

2019年5月10日

 NPO法人本の学校は6月22・23日、甲府市の山梨県立図書館などで、出版業界、図書館、読者などを対象にした研修講座「本の学校・春講座」を、同地域の書店・図書館・行政が連携して読書活動を行っている「やまなし読書活動促進事業実行委員会」との共催で開催する。

 初日は10時からの開講式に続いて、第1講は書店と連携した図書館?鳥取モデル?として知られる元・鳥取県立図書館長の齋藤明彦氏による「鳥取県立図書館の改革の立ち上げ.攻める図書館・地域に必要とされる図書館の作り方」、第2講は国際NGOなどで広報活動携わってきたかまくらさちこ株式会社代表取締役・本の学校理事の鎌倉幸子氏による「本と読者をつなぐコミュニケーション」、第3講は東京千駄木の往来堂書店店長の笈入建志氏による「地域に生きる独立系書店の経営」を開催。

 2日目の第4講は書店コンサルタントで青田コーポレーション代表の青田恵一氏による書店臨店研修「『売場クリニック』で売上をあげる。朗月堂書店・店舗実習」、午後の一般向け公開フォーラムは「図書館と書店が支える山梨の読書」をテーマに、山梨県立図書館長の金田一秀穂、朗月堂代表の須藤令子、県立都留高等学校司書の山?誠也3氏がパネリストとして登壇する。

 「本の学校春講座」は1995年に鳥取県米子市でスタートし25年目を迎える。今回初めて米子の地を離れ、山梨県甲府市で開講する。

 受講料は第1講、第2講、第3講は1講座3000円(税込)、第4講は5000円(同)、公開フォーラムは無料。

 詳細はNPO法人本の学校ホームページ。問い合わせは事務局、電話=0859(31)5001

ホームページ=http://www.honnogakko.or.jp/