JAGAT「page2017」開催概要を発表

2016年12月21日
 日本印刷技術協会(JAGAT)は、2017年2月8~10日、東京・豊島区のサンシャインシティコンベンションセンターで開く印刷関連総合展「page2017」の開催概要を発表。30回目となる今回は、「ビジネスを創る―市場の創出」をテーマに、デジタル印刷やクロスメディア、マーケティングオートメーション全体にまたがったビジネスについて、前回よりもマーケティングに特化した内容で開催する。

 出展社数は150社530小間(15年12月7日現在)。前回の出展社数(145社510小間)を、すでに上回っている。カンファレンスを17セッション、セミナーを16セッション開催。入場料は1000円(税込)。ウェブによる事前登録を行った場合は無料。

 基調講演は、「ザ・マーケティング―北米最新マーケティングメソッド」(2月8日開催)、「デジタルとアナログの最適解(仮題)」(2月9日開催)、「経営シンポジウム特別編『印刷の新たな挑戦―クロスチャンネルとパーソナライズを考える』」(2月10日開催)を予定。

 カンファレンスは「グラフィックカテゴリー」「クロスメディアカテゴリー」「ビジネスカテゴリー」「印刷マーケットカテゴリー」に分けて実施する。

 セミナーは、「新市場創出」「営業・企画」「DTP・プリプレス」「印刷技術」の分野でプログラムを設定。特に「新市場創出」では、デジタル印刷ビジネスの成功事例・失敗事例を解説するほか、印刷会社が動画ビジネスで儲ける方法、SNSなどと連動させた提案手法、ウェブ解析の基本などについて紹介する。

 また、具体的な商談の場として活用できる「印刷パートナーゾーン」を初めて設置する。全国の印刷会社が発行するフリーペーパー・フリーマガジンの展示も行う。