第43回出版研究集会、9月21日の全体会皮切りに

2016年9月14日
 第43回出版研究集会(主催=日本出版労働組合連合会・第43回出版研究集会実行委員会)は、9月21日に東京・文京区の文京区民センター会議室で開催する全体会「出版産業『崩壊』の危機を前に―出版産業の今、出版流通のあり方と今後―」を皮切りに、10月21日まで4回の分科会を行う。参加費は1000円(全体会+4分科会通し券)。

 全体会は、日本書籍出版協会・中町英樹専務理事、ジュンク堂書店難波店・福嶋聡店長、扶桑社販売局販売部・梶原治樹担当部長がパネリストとして登壇する。

 分科会は、?出版産業「崩壊」に向き合うフリーランス(9月29日、講師=交渉中)?アマゾンと日本の出版流通(10月7日、講師=フリーライター・永江朗氏)?本格導入に向けて動き出したデジタル教科書―期待と懸念(10月14日、講師=桜美林大学・根本泰雄准教授、電気通信大学・久野靖教授)?出版の自由の新たなる危機―ワイセツからヘイトスピーチ規制まで(10月21日、講師=山口貴士弁護士)――で、会場は東京・文京区の出版労連会議室。

 時間は全体会、分科会ともに18時30分~20時30分。問い合わせは実行委員会03(3816)2911まで。