本の学校、出版産業シンポ2016を9月24日に開催

2016年8月15日
 NPO法人本の学校は9月24日、東京・江東区の東京ビッグサイト会議棟で「出版産業シンポジウム2016in東京~出版産業のこれから―新たなビジネスモデルを構築する~」を開催する。

 特別講演「書籍ビジネスは自立できるのか? 流通、電子、海外、協業、新たな可能性に向けて」は10時~11時40分、江草貞治(有斐閣)、金原俊(医学書院、医書ジェーピー)、鶴巻謙介(サンクチュアリ・パブリッシング)の各氏を講師に、星野渉氏(本の学校理事長、文化通信社)がコーディネーターを務める。

 12時40分から14時10分の第1分科会「出版コンテンツの海外展開」は、大森龍太氏(日本書籍出版協会事務局)をコーディネーターに、内田明(トーハン海外事業部)、武田伊智朗(サンマーク出版)の両氏がパネリストを務める。

 同時刻の第2分科会「町の本屋は地元で支える 留萌ブックセンターby三省堂書店の5年間」は、コーディネーターを柴野京子氏(本の学校、上智大学)が務め、パネリストとして武良千春(三省堂書店応援し隊)、塚田亮二(三省堂書店応援し隊)、今拓己(留萌ブックセンターby三省堂書店)の各氏が登壇する。

 14時30分から16時の第3分科会「書籍マージンの再配分を考える 小売マージンは増やせるか?」は、松井祐輔氏(H.A.Bookstore)をコーディネーターに、高野幸生(MPD)、渡辺佑一(ミシマ社)の両氏が登壇する。

 同時刻の第4分科会「『雑誌販売戦略』を再構築する 売るための考え方、技術、仕組みetc.」は、井上直氏(ダイヤモンド社)をコーディネーターに、奥野康作(ブックエース)、梶野光弘(ブックファースト)、百々典孝(紀伊國屋書店)の各氏がパネリストを務める。

 このあと、交流会を18~20時、同所のフードコート&ビアーEatiT!で開く。

 参加費は特別講演が無料、分科会は3000円(昨年度の記録集『変える、広げる本との出会い』付き)、交流会は5000円(9月10日までの申し込みは早期割引4000円)。

申込先は、特別講演はhttp://www.bookfair.JP/semiapp/、分科会・交流会はhttp://www.honnogakko.or.jp/