新聞協会、全国メディア接触・評価調査報告書を発行

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2016年6月23日
 日本新聞協会広告委員会は6月10日、2015年「全国メディア接触・評価調査報告書」を発行した。印刷部数は8000部。会員新聞社、広告主企業、広告会社、各地の広告協会、広告関連団体などに配布する。

 調査は01年から隔年で実施しており、今回で8回目。新聞、テレビ、ラジオ、雑誌、インターネットの接触状況と評価などの基礎データに加え、今回の調査で見えた新聞の強みや、読者の特徴を掲載している。
 調査結果の概要は、すでに3月に発表されているが、15年調査では、「新聞を読んでいる」と答えた人は77・7%で前回13年調査より5・9ポイント減少。テレビ、雑誌、ラジオも数ポイントずつ減少し、インターネットのみ3・6ポイント増えて70・4%だった。

 調査データは、ウェブサイト「新聞広告データアーカイブ」(http://www.pressnet.or.jp/adarc/)の「新聞関連データ」に掲載している。資料作成などで利用しやすいように、ウェブサイトから図表やデータをダウンロードできる。また、性別・年代別の集計データなど、報告書には収録できなかったデータも紹介している。