【熊本地震関連】日書連4月理事会、熊本の被災状況を報告

2016年4月27日
 日本書店商業組合連合会(日書連)は4月21日、東京・千代田区の書店会館で4月定例理事会を開催し、熊本大地震による県内の被災状況について、長?晴作理事(熊本・熊文社)が報告を行った。

 長?理事は、被災状況は断層からの距離によって差があるとし、被害が少なかった店舗は通常営業ができていること、本の配送もなされていることなど報告。

 また、九州他県の理事から地震被害、それに関連する商品への影響についてほとんど影響がなかったことが報告された。

 日書連には、見舞金の規定と東日本大震災の時に設けた、大規模災害見舞金の規定がある。見舞金は日書連の慶弔見舞金から支出し、大規模災害見舞金は、広く義援金を募り、被害を受けた書店に配分するもの。

 理事会開催当時は、まだ地震が多発しており被災状況を把握しきれていないことから、見舞金ならびに大規模災害見舞金の扱いを留保し、5月理事会で決定することを承認した。