「報道カメラマンが見た激動のOKINAWA 42年」 新聞博物館で6月22日から

 | 
2013年5月31日
 琉球新報社と日本新聞博物館は、6月22日から「琉球新報創刊120年企画展 報道カメラマンが見た激動のOKINAWA42年」を開催する。太平洋戦争で国内唯一、住民を巻き込んでの地上戦の場となった沖縄は、1972年に本土復帰を果たした。しかし、さまざまな苦難を経て復帰を果たした今でも沖縄には巨大な米軍基地があり続け、それゆえに米軍機事故や犯罪などが繰り返されている。

 一方で豊かな自然に恵まれた沖縄には、飛べない鳥・ヤンバルクイナや特別天然記念物のイリオモテヤマネコなど世界的にも貴重な動植物が生息。沖縄女性独特の入れ墨・ハジチなど特有の習俗・文化も生まれた。

 写真展では、琉球新報写真映像部の山城博明氏が42年にわたり撮り続けてきた沖縄の歴史的瞬間や消えゆく習俗・文化、貴重な亜熱帯地方の動植物などをとらえた写真作品約200点を展示する。7月13日、8月3日には関連イベントとして講演会も開催する。

 博物館では「多くの方々に沖縄の現状を知っていただくとともに、独特な自然と文化を理解し、親しみを感じていただければと考えます」と話している。

「琉球新報創刊120年企画展 報道カメラマンが見た激動のOKONAWA 42年」
◆会期 2013年6月22日(土)~8月18日(日)
◆会場 日本新聞博物館 2階・企画展示室
    神奈川県横浜市中区日本大通11 横浜情報文化センター内
◆主催 琉球新報社 日本新聞博物館
◆後援 沖縄県教育委員会 神奈川県教育委員会 横浜市教育委員会
◆協賛 ニコンイメージングジャパン 佐喜眞美術館
◆開館時間 10時~17時(入館は16時30分まで)
◆休館日 月曜日(祝日・振替休日の場合は次の平日)
◆入館料 一般・大学生500円、高校生300円、中学生以下無料
 ※ファミリー料金(土・日曜日、祝日)=中学生以下同伴の保護者2人で500円、同伴の保護者1人、または3人目以降は1人400円
 ※7月13日(土)~8月31日(土)の夏休みイベント期間中は平日もファミリー料金を適用
 ※シルバー料金(65歳以上)=400円
 ※リピーター料金(前回の入場券提示)=100円引き
 ※割引の併用はできません
 ※障害のある方とその付添者1人は無料(手帳提示)
◆アクセス みなとみらい線「日本大通り」駅 3番情文センター口直結/JR根岸線・横浜市営地下鉄「関内」駅徒歩10分/横浜市営バス「日本大通り駅県庁前」バス停徒歩1分/首都高速「横浜公園出口」車3分
◆問い合わせ 電話045(661)2040
 ホームページhttp://newspark.jp/newspark/