パブー、koboイーブックストアでの配信可能に

2012年8月9日
 GMOインターネットグループのpaperboy&co.の連結会社で、電子書籍関連事業を展開する?ブクログは8月9日、電子書籍作成・販売プラットフォーム「パブー」において作成・公開した電子書籍を、外部の電子書籍販売ストアへ配信できる「外部ストア連携機能」の提供を楽天の「koboイーブックストア」で開始した。 

 「パブー」は個人が電子書籍を作成・公開・販売ができる電子書籍作成・販売プラットフォーム。10年6月22日のサービス開始以来、現在までに約2万5000点の電子書籍作品が公開されている。

 「外部ストア連携機能」は、「パブー」以外の電子書籍販売ストアへも作品を配信したいと希望する出品者に提供するオプション機能。これまで個人では作品を販売することが難しかった外部の電子書籍販売ストアへ「パブー」を通じて配信できる。

 外部ストア第1弾として、楽天グループのKoboが運営する「koboイーブックストア」への配信機能を提供する。これにより「パブー」でEPUB生成された電子書籍を有料・無料問わず「koboイーブックストア」へ配信することが可能になる。

「外部ストア連携機能」の有料販売手数料は販売価格の50〜60%だが、外部ストア販売手数料含むため、外部ストアの販売手数料によって、手数料が変動する。

 「パブー」では、「koboイーブックストア」を皮切りに、外部ストアとの連携を積極的に拡大する。また、年内に提供を予定している読者が価格を決めて電子書籍作品を購入できる「投げ銭」機能をはじめ、新しいセルフパブリッシング(個人出版)サービスを提案していく。