小学館、三省堂神保町本店で「むきむきワークショップ」開催

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2012年1月18日
小学館は1月15日、東京・千代田区の三省堂書店神保町本店で、『あたらしいみかんのむきかた2』刊行記念イベント「むきむきワークショップin神保町」を、みかんむき作家の岡田好弘さん、絵・文の神谷圭介さんを招いて開催。親子連れなど約40人の参加者は、岡田さんのプロの技をみて?みかむき?に挑戦した。また当日は、SBSTVなど複数の取材も入った。岡田さんと神谷さんの進行で始まったワークショップ(WS)は、まず岡田さんが下描きなしで?うさぎ?をむく技を披露。「今日の練習通りにやって数を積めば、誰でも出来る様になるのでがんばりましょう」と呼びかけた。参加者は岡田さんの指導を受けながら、?うさぎ?と難易度の高い?すずめ?の2作品を、それぞれ下描きして?みかむき?。途中でみかんを提供した三ヶ日農業協同組合の総務部経営企画課・藤山和弘主任が、プレミアム商品のみかん「ミカエース」を紹介し、「楽しくむいたらみかんを必ず食べて」と呼びかけた。できあがった作品は、両氏から講評があったほか、子ども達からは「楽しかった」の声が聞かれた。最後に神谷さんが、上手な女の子が「かっこよくて感動的だった」と話し、岡田さんは「小さな子どもでもできちゃったというのがみかんむきの楽しみの一つ。何度か練習すればきれいにできるので励んで」と述べた。このあと、両氏によるサイン会も行われた。担当編集者の小学館・小林由佳さんは、「前作刊行にあわせて何カ所かでむきむきワークショップをやらせていただきました。そのときも好評でしたが、ここまで来ていただくことはなかったので、1の時より勢いがついてきたと手応えを感じます」と話している。『あたらしいみかんのむきかた』は、10年11月に発売し、児童書では異例のアマゾンの書籍総合で6位にランクイン(10年12月17日)するなどで5万6000部を売り上げた。昨年は、10月に第2弾の『あたらしいみかんのむきかた2』を発売したほか、12月にはポニーキャニオンからDVDも発売された。