ブックスタジオ、JR大阪駅構内の地下鉄御堂筋北口でリニューア

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2011年12月14日
【関西】bookstudio(ブックスタジオ)が12月1日、JR大阪駅構内の地下鉄御堂筋北口でリニューアルオープンした。 同店は5年前まで同所で営業し、大阪駅改修工事に伴い、駅内店の仮移転目的で駅前に建設されたフロートコートで営業を続けていた。今回、5年ぶりに88坪で復帰した。取引取次は大阪屋。同店はBooksKiosk、弘栄堂書店(岡山)などを展開しているブックスキヨスクが、大型ターミナル駅を中心にBooksKioskとは違った、より内装、商品構成を特化した新しい店作りをコンセプトにしている。内装はモダンとレトロを融合させたニューヨークスタイル。高さ4?の天井には地球、星座をモチーフにしたドーム状の天空図が描かれ、来店客の目を引く。  過当競争、供給過剰といわれる激戦区の梅田界隈だが、同社営業部・小山昇担当部長は「仮店舗で営業している間に確かに激戦になったが、言われているのは大型店ばかり。当店は元の場所に戻ってきただけで、今後も電車に乗るお客様がいかにわかりやすく、選びやすく、スピーディーに買い物していただけるかを考え、レイアウト、絞り込んだ商品構成を展開する。お客様にストレスをかけないショートショッピングの実現が成功のカギ」と話す。20代の女性40?50代男性をメーンターゲット、30代女性と男性をサブターゲットに位置づけているが、雑誌の落ち込みに対応して書籍を充実させ、客数より客単価の上昇を狙う。移転前には1日約1000冊を売っていたという文庫のさらなる強化も図る。小山担当部長は「移転前の実績を出版社から認められ、良質な仕入れの支援もいただいている。商品確保と圧倒的なスピードで売るという強みをいかし、月商6000万円は売りたい」と抱負を語った。店長は越智里香氏。営業時間は7時半?23時、年中無休。住所=大阪市北区梅田3―1―1JR大阪駅御堂筋北口、電話=06(6345)7349