コンデナストJ、『WIRED』日本版創刊に向けキャンペーン

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2011年4月21日
"コンデナストジャパンは6月10日、『WIRED』VOL1を創刊するが、これを記念したウェブサイトキャンペーン「WIRED大学 新・教養学部 必読図書50」を開催している。http://gqjapan.jp/special/wired_univ/「WIRED大学 新・教養学部 必読図書50」は、同誌を大学に見立て、編集部が選ぶ必読書を紹介する。「科学的思考」、「コンピューターとデジタルライフ」、「経済とビジネス」、「近代と社会」、「科学と創作」、「システム、ネットワークと情報」、「ギークカルチャー」、「ワイヤード文化」、「オルタナティブな思考」、「カウンターカルチャー」という10ジャンルから合計100冊を選ぶが、ツイッターによる投稿に基づく読者参加型企画。投票締切は5月10日で、『WIRED』VOL1の特集企画として誌面で発表する。投票者の中から抽選で100人に『WIRED』VOL1が当たるキャンペーンも展開している。『WIRED』VOL1は『GQ JAPAN』7月号臨時増刊として発行する。編集長は長崎義紹氏(パラグラフ代表)が務める。当面、年2回の刊行を目指し、発行部数は5万部を予定。A4変形判、定価480円。また、07年にスタートしたウェブサイト「WIRED VISION」(運営?ワイアードビジョン)は1月にコンデナストに移管されており、6月10日の創刊に合わせてリニューアルを行う。『WIRED』は93年にアメリカで創刊された伝説的なIT文化雑誌で、98年からコンデナストグループの傘下に入っている。日本語版は94年に同朋舎出版から創刊され98年に休刊した。この時に編集長だった小林弘人氏(インフォバーン代表取締役CEO)が、今回はエディトリアル・アドバイザーを務める。"