山形新聞、新潟日報へ再び印刷委託

 | 
2011年4月8日
山形新聞社は、4月7日23時32分ごろに発生した地震による停電で制作センターが稼働できなくなったことから、災害時援助協定に基づき、8日付朝刊の印刷を新潟日報社に委託した。山形新聞は、3月11日に発生した東日本大震災でも、停電で印刷できず、新潟日報に翌12日付朝刊の紙面印刷を委託していた。今野幹夫販売部長によると、今回は時間がなかったことからページは4?(モノクロ)に。部数は「定数通り」。両社のトラックが県境で待ち合わせ、新聞を積み替えた。余震と見られる今回の地震は、宮城県北部と中部で震度6強の震度を観測した。山形県内でもほぼ全域で停電が発生したが、8日昼までに復旧。同日付夕刊は通常通り自社制作センターで印刷した。