繊維新聞が営業を停止

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2010年11月1日
日本繊維新聞社は11月1日、「日本繊維新聞」の発刊を休止し、営業を停止したことを自社ホームページで発表した。事後処理を渡邉淳夫弁護士(電話03?3543?6851)に一任し、自己破産申請の準備に入っている。負債は約6億円。同社は1943年に繊維・アパレル業界の専門日刊紙「日本繊維新聞」を創刊。同紙はブランケット平均10?、月極3780円で12万4000部(同社媒体資料)発行。また、今年5月にニュースペーパー・ナビの「NP?Navi」で月極3000円で電子版の配信を開始していた。そのほか、オールカラーのタブロイド版『プリマー』『ジーンズウェーブ』『ウェアジャパン』など、さらに『こども服白書』などの出版物を発行。ニッセンフォーラムの運営も行っていた。従業員は54人(『日本マスコミ総覧』)、日本新聞協会に加盟。