明文堂書店、方針発表会に240人 今年のテーマは「攻める」

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2010年2月17日
明文堂書店の10年新春方針発表会が2月12日、魚津市のホテルグランミラージュで開かれ、清水満社長は今年のテーマを「攻める」とし、異業種に学ぶなど9項目を具体的に説明。また強みとして?販売力?企画力?店舗力の3ジャンルを上げた。在京、在阪の出版社、トーハン、日販、関連企業、地元取引先、幹部社員など240人余が出席。懇親会では社長賞などの表彰があった。新方針発表に先だって、全出席社名を読み上げ感謝の意を表し、同書店役員幹部紹介、清水社長の説明に入った。同社は07年に金沢ビーンズ店など4店舗3922坪を8カ月間で出店したのをはじめとして、松任店、レイクタウン店を開店した。昨年のテーマは「ドリーム&チェンジ」だったが、清水社長はこの6店舗を「成功させるのが私の課題」と強調。また、昨年の実績として、eーhon会員7万3209件、雑誌事前予約定期1万4900部、一枚の繪14年連続いずれも全国1位、『ESSE新年号』は18店舗で1万65部の実績。野々市店が昨年12月に月商1億円を達成。店舗別伸び率ベスト3は?ビーンズ店7・3%増?野々市店4・9%増?射水店3・3%増と報告した。  今年のテーマ「攻める」は、「もっとお客さんに喜んで貰うために」と次ぎの9項目を上げた。?ユニクロに代表する異業種に学ぶ?3S(商品・接客・清潔)の確立?ネット戦略の拡充?ポイント戦略の拡充?イベント企画の拡充?スタッフの商品知識のアップ?ホームページのグレードアップ?TSUTAYAの「世界が泣いた100円キャンペーン」に協力?増床、新店舗の実施。場所を移しての懇親会は清水社長の持ち歌の斉唱で始まり、トーハン・近藤敏貴専務のあいさつ、ポプラ社・坂井宏先会長の乾杯で開宴した。