FoxitJapan、電子閲覧端末「eSlick」を11月末

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2009年11月12日
"PDFビューワー「Foxit Reader」などを提供するFoxit(米・カリフォルニア)の日本法人Foxit Japanは11月末から、米国のイーインク社の電子ペーパーを使った電子閲覧端末「eSlick」を発売する。日本語のフォントを搭載し、日本語のテキスト文書などが表示可能。企業向けには15台の小ロッドからでも、ソフトウェアのカスタマイズやソリューションの組み込みを引き受ける。eSlickの特徴は、FoxitのPDFビューワーの技術力を生かした、読み込み速度の早さ。また日本語の一般コンテンツを読むために、アイドックのキーリングPDFにも対応している。コンシューマ向け市場以外も、企業向けソリューションを展開。ソフトウェア開発のハイパーギア(埼玉・さいたま市)が12月末に、eSlickをベースにした「HGSELEDリーダー」を発売する。暗号化機能やパスワード機能を備え、セキュリティを高めた。Foxit Japanの最高業務執行責任者である森真一氏は「アマゾンのキンドルが電子閲覧端末の市場を刺激してくれて、助かっている。今後については、新聞、雑誌などのコンテンツを搭載して、端末を展開することも視野に入れている」と話した。画面は6インチ、サイズは188×118×9・2?、重さは180?。内蔵メモリーは512MB、SDカードスロットを搭載、MP3形式のファイルも再生できる。価格は3万円前後予定。Foxit Japanや提携パートナーのホームページなどで販売する。問い合わせはFoxit Japanへ。電話=03(6720)8888、メール=fj@foxitsoftware.comなおFoxit Japanなどが協賛し、毎日新聞社主催の「?ついに到来!電子書籍の時代?電子ペーパー端末活用セミナー」が12月7日、東京・千代田区の毎日ホールで開かれる。セミナーの詳細と申し込みは専用サイトを参照。http://mainichi.jp/sp/e-paper/"